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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻8号

2006年08月発行

文献概要

今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 胆・膵疾患―超音波内視鏡(EUS)ガイド下治療

EUSガイド下膵仮性囊胞ドレナージ

著者: 長谷部修1 越知泰英1 立岩伸之1

所属機関: 1長野市民病院消化器科

ページ範囲:P.1346 - P.1348

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ポイント

ドレナージ適応は6週間以上経過した5cm以上ないし臨床症状を有する囊胞である.

EUS下ドレナージは外科手術,経皮的ドレナージに比べて安全である.

穿刺に際しては穿刺経路に介在血管がないことを確認する.

ドレナージ方法には内瘻と外瘻があり症例により選択する.

偶発症は出血,穿孔,囊胞感染がある.

参考文献

1) 猪股正秋・他:EUS下穿刺による膵仮性囊胞穿刺ドレナージ術の適応と手技.消化器内視鏡 16:1289-1297, 2004
2) 入澤篤志・他:内視鏡的膵囊胞ドレナージ術の基本とコツ-経胃(経十二指腸)ドレナージ.消化器内視鏡 17:1850-1857, 2005
3) 長谷部修・新倉則和:膵仮性囊胞-内視鏡的消化管囊胞ドレナージ術,藤田直孝(編):胆道・膵疾患のインターベンション治療,pp83-87,メジカルビュー社,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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