文献詳細
今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
胆・膵疾患―超音波内視鏡(EUS)ガイド下治療
文献概要
ポイント
ドレナージ適応は6週間以上経過した5cm以上ないし臨床症状を有する囊胞である.
EUS下ドレナージは外科手術,経皮的ドレナージに比べて安全である.
穿刺に際しては穿刺経路に介在血管がないことを確認する.
ドレナージ方法には内瘻と外瘻があり症例により選択する.
偶発症は出血,穿孔,囊胞感染がある.
ドレナージ適応は6週間以上経過した5cm以上ないし臨床症状を有する囊胞である.
EUS下ドレナージは外科手術,経皮的ドレナージに比べて安全である.
穿刺に際しては穿刺経路に介在血管がないことを確認する.
ドレナージ方法には内瘻と外瘻があり症例により選択する.
偶発症は出血,穿孔,囊胞感染がある.
参考文献
1) 猪股正秋・他:EUS下穿刺による膵仮性囊胞穿刺ドレナージ術の適応と手技.消化器内視鏡 16:1289-1297, 2004
2) 入澤篤志・他:内視鏡的膵囊胞ドレナージ術の基本とコツ-経胃(経十二指腸)ドレナージ.消化器内視鏡 17:1850-1857, 2005
3) 長谷部修・新倉則和:膵仮性囊胞-内視鏡的消化管囊胞ドレナージ術,藤田直孝(編):胆道・膵疾患のインターベンション治療,pp83-87,メジカルビュー社,2004
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