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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻8号

2006年08月発行

文献概要

今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 肝疾患

肝細胞癌に対する内視鏡下治療(マイクロ波,ラジオ波)

著者: 泉並木1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院消化器科

ページ範囲:P.1353 - P.1355

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ポイント

腸や肝皮膜直下に存在する肝細胞癌では経皮的治療のリスクが高い.

肝表面から2cm以内に存在する腫瘍に対して,腹腔鏡下ラジオ波焼灼術は安全かつ確実な治療を行える.

腫瘍の確実な壊死と肝内脈管損傷を避けるため,腹腔鏡用超音波を用いるのがよい.

参考文献

1) Noguchi O, et al:Laparoscopic ablation therapy for hepatocellular carcinoma;Clinical significance of a novel developed laparoscopic sector ultrasound probe. Dig Endosc 15:179-184, 2003
2) 泉 並木:肝細胞癌の局所治療─腹腔鏡的治療と経皮的治療.日医新報 4160:33-36,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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