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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻8号

2006年08月発行

文献概要

今月の主題 消化器内視鏡治療の現在 付録

消化器内視鏡治療に関する用語集

著者: 川口淳12 東山正明2 永尾重昭12

所属機関: 1防衛医科大学校光学医療診療部 2防衛医科大学校第二内科

ページ範囲:P.1360 - P.1363

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ポイント

消化器内視鏡治療は対応する外科手術に比して,短時間,低侵襲,全身麻酔が不要な治療として始まった.

しかしながら,現在では,治療内容によっては,必ずしも短時間,低侵襲治療とは言えず,全身麻酔下に麻酔科医の協力を必要する場合もある.

特に,高齢者の内視鏡治療は,思いがけない合併症が存在することがあるので,術前に循環器,大動脈疾患,呼吸器疾患の検索は行うことが望ましい.

短絡的に内視鏡治療を選択してはならないことを銘記していただきたい.

参考文献

1) 日本消化器内視鏡学会用語委員会(編):消化器内視鏡用語集第2版,医学書院,1997
2) 小山恒男:Endoscopic Surgery 切開・剝離EMR-Hookナイフを中心に,日本メディカルセンター,2003
3) 丹羽寛文(編著):消化器内視鏡治療の実際 改訂第2版,日本メディカルセンター,1997
4) 藤田力也(編著):消化器治療内視鏡の基本手技,金原出版,1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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