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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻8号

2006年08月発行

病理との付き合い方 明日から使える病理の基本【実践編】 7

皮膚

著者: 辻香1 峯村徳哉1 望月眞23

所属機関: 1東京医科大学八王子医療センター皮膚科 2国立国際医療センター臨床検査部病理 3元 東京医科大学八王子医療センター病理診断部

ページ範囲:P.1394 - P.1398

文献概要

 望月 今回は皮膚病理についての話題です.「皮膚の病気は皮膚科に診せよ」というのが原則だと思うのですが,これを言ってしまうと今回の話は終わってしまうわけなんですが…….

 辻 そうでもないですよ.

 望月 まあ,なんでもかんでも皮膚科に患者さんを送るわけにはいかないですよね.では,どの程度の病気までは他科でも診察してもらいたいものですかね.

 峯村 皮膚科ですべて診療とまではいかなくても,原則としてうちの病院内のすべての皮膚疾患は少なくとも皮膚科で診断まではしたいですね.

参考文献

・ナーゼマン H・他(著):臨床医と病理医のための皮膚病理学,シュプリンガー・フェアラーク,東京,1994
・真鍋俊明,幸田 衛(著):皮膚病理診断アトラス-組織像の見方と臨床像,文光堂,1992
・Elder DE, et al(eds):Lever’s Histopathology of the Skin, 9th ed, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2005
・McKee PK, Calonje E, Granter SR (eds):Pathology of the Skin with clinical correlation, 3rd ed, Elsevier Mosby, Philadelphia, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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