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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻9号

2006年09月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2006 病態に応じた循環器薬の使い方 β遮断薬

心不全における使い方

著者: 柴信行1 下川宏明1

所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科循環器病態学分野

ページ範囲:P.1517 - P.1519

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ポイント

β遮断薬は慢性心不全症例において自覚症状・心機能・生命予後の改善をもたらす.

まず症例ごとに十分な評価を行って,安定期にあることを確認する.その後,少量から開始し,ゆっくり増量する.

日本人の慢性心不全におけるβ遮断薬の最適投与量については,今後の検討が必要である.

参考文献

1) Hunt SA, et al:ACC/AHA 2005 Guideline update for the diagnosis and management of chronic heart failure in the adult. J Am Coll Cardiol 46:e1-82, 2005
2) McMurray J, et al:Practical recommendations for the use of ACE inhibitors, beta-blockers, aldosterone antagonists and angiotensin receptor blockers in heart failure;Putting guidelines into practice. Eur J Heart Fail 7:710-721, 2005
3) Hori M, et al:Low-dose carvedilol improves left ventricular function and reduces cardiovascular hospitalization in Japanese patients with chronic heart failure:The Multicenter Carvedilol Heart Failure Dose Assessment (MUCHA) trial. Am Heart J 147:324-330, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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