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文献詳細

雑誌文献

medicina43巻9号

2006年09月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 2006 病態に応じた循環器薬の使い方 スタチン

高コレステロール血症における使い方

著者: 寺本民生1

所属機関: 1帝京大学医学部内科

ページ範囲:P.1556 - P.1558

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ポイント

高コレステロール血症では他の危険因子で治療判断をする必要がある.

冠動脈疾患既往患者,糖尿病,危険因子3つ以上のハイリスク群は女性・高齢者でも治療が必要である.

副作用としての横紋筋融解症は重要であるが,頻度が低いことも認識する.

横紋筋融解症の危険因子があるので,その注意も重要である.

参考文献

1) The Lipid Research Clinics Coronary Primary Prevention Trial results;II. The relationship of reduction in incidence of coronary heart disease to cholesterol lowering. JAMA 251:365-374, 1984
2) Scandinavian Simvastatin Survival Study Group:Randomised trial of cholesterol lowering in 4,444 patients with coronary heart disease;The Scandinavian Simvastatin Survival Study (4S). Lancet 344:1383-1389, 1994
3) Baigent C, et al:Cholesterol Treatment Trialists’ (CTT) Collaborators. Efficacy and safety of cholesterol-lowering treatment;Prospective meta-analysis of data from 90,056 participants in 14 randomised trials of statins. Lancet 366:1267-1278, 2005
4) 日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版.エムディエス,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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