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今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて 日本人の高血圧診療に必要な基礎知識
高血圧と臓器障害にかかわる循環調節因子
著者: 岩嶋義雄1 楽木宏実1 荻原俊男1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科老年・腎臓内科学講座
ページ範囲:P.26 - P.29
文献購入ページに移動●交感神経の亢進,レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の亢進は高血圧発症に深くかかわる.
●交感神経の亢進は早朝高血圧や心肥大にかかわる.
●レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の亢進は心肥大,動脈硬化をもたらす.
●アディポサイトカインはメタボリックシンドロームのみならず,血圧調節にも重要なかかわりをもつ可能性がある.
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