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文献概要
今月の主題 高血圧の臨床―焦点の合った個別診療へ向けて 診察室での高血圧の診かた
二次性高血圧を見逃さないために―スクリーニングと確定診断
著者: 宗像正徳1
所属機関: 1東北労災病院高血圧内科
ページ範囲:P.42 - P.44
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●腎実質性高血圧は,尿所見をよくみることで見つけることができる.
●正カリウム血性のアルドステロン症が少なくない.
●副腎偶発腫瘍のなかには特徴的な身体所見を欠くpreclinical Cushing症候群がある.
●肥満を伴う高血圧患者では睡眠時無呼吸症候群も疑う.
●顔面の知覚異常を伴う難治性高血圧では延髄圧迫による高血圧も疑う.
●腎実質性高血圧は,尿所見をよくみることで見つけることができる.
●正カリウム血性のアルドステロン症が少なくない.
●副腎偶発腫瘍のなかには特徴的な身体所見を欠くpreclinical Cushing症候群がある.
●肥満を伴う高血圧患者では睡眠時無呼吸症候群も疑う.
●顔面の知覚異常を伴う難治性高血圧では延髄圧迫による高血圧も疑う.
参考文献
1)日本高血圧学会:二次性高血圧,高血圧治療ガイドライン2004,pp79-91,2004
2)伊藤 裕,宮下和季,中尾一和:内分泌性高血圧の病態と診断のup to date―原発性アルドステロン症.日内会誌 95:22-29, 2006
3)石川譲治,苅尾七臣:睡眠時無呼吸症候群と高血圧.内科 98:427-433, 2006
4)佐々木亨:難治性高血圧.日臨 64:364-367, 2006
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