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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻10号

2007年10月発行

文献概要

今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療 病態の理解のために

気管支喘息とCOPD―疾患概念の歴史とガイドラインの現状

著者: 滝澤始1

所属機関: 1帝京大学医学部附属溝口病院第四内科

ページ範囲:P.1820 - P.1823

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ポイント

●気管支喘息の病態として,アレルギー性気道炎症とともにリモデリングが重要である.

●COPDの病態としては肺胞領域の破壊と末梢気道の炎症が重要である.

●気管支喘息とCOPDにはオーバーラップが存在し,鑑別が困難なことがある.

●薬物治療の優先順位は異なるが,治療薬の種類には共通するものが多い.

参考文献

1)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会:喘息予防・管理ガイドライン2006,協和企画,2006
2)福地義之助:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疾患概念とその歴史的変遷.日本臨牀 65:589-593,2007
3)American Thoracic Society:Standard for the diagnosis and care of patients with chronic obstructive pulmonary disease. Am J Respir Crit Care Med 152:S77-S120, 1995
4)National Heart, Lung, and Blood Institute:Global initiative for chronic obstructive lung disease, Executive summary, Updated 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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