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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻10号

2007年10月発行

文献概要

今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療 病態の理解のために

わが国初の大規模調査によるCOPDの疫学

著者: 青柴和徹1

所属機関: 1東京女子医科大学第一内科

ページ範囲:P.1829 - P.1831

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ポイント

●わが国のCOPD患者数は推定500万人以上である.

●わが国のCOPDの有病率は世界諸国と同程度である.

●90%のCOPD患者は医療機関で診断されていない.

参考文献

1)Murray CJL, Lopez AD:Global health statistics;A compendium of incidence, prevalence and mortality estimates for over 200 conditions. Geneva, Switzerland, World Health Organization, 1996
2)Global Strategy for the Diagnosis, Management, and Prevention of Chronic Obstructive Pulmonary Disease. Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease, 2006
3)厚生統計協会:厚生の指標;国民衛生の動向,臨時増刊,2006年53巻9号
4)日本呼吸器学会COPDガイドライン第2版作成委員会:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第2版,メジカルレビュー社,2004
5)厚生省大臣官房統計情報部(編):患者調査,厚生統計協会,1996
6)巽浩一郎,他:慢性閉塞性肺疾患の臨床疫学的検討,呼吸不全調査研究班 平成12年度研究報告書,pp9-23,2001
7)Fukuchi Y, et al:COPD in Japan:the Nippon COPD Epidemiology study. Respirology 9:458-463, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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