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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻10号

2007年10月発行

文献概要

今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療 ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診断

病歴,身体所見からみた診断のポイント

著者: 佐田誠1

所属機関: 1国立循環器病センター心臓血管内科・呼吸器内科

ページ範囲:P.1855 - P.1857

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ポイント

●喘息の発作性呼吸困難や喘鳴には日内変動や季節変動がある.

●発作と無症状期を繰り返すのが喘息の特徴である.

●COPDでは無症状期はなく,常に(特に労作時に)息切れがある.

●COPD患者では,進行するにつれて特徴的な理学的所見を呈する.

●喘息とCOPDの合併例は少なくない.

参考文献

1)Rabe KF, et al:Global Strategy for the Diagnosis, Management, and Prevention of COPD-2006 Update. Am J Respir Crit Care Med, 2007[Epub ahead of print]
2)National Institutes of Health, National Heart, Lung, and Blood Institute:Global Initiative for Asthma. Global Strategy for Asthma Management and Prevention. (available on www.ginasthma.org/) revised 2006
3)日本アレルギー学会喘息ガイドライン専門部会:喘息予防・管理ガイドライン2006,協和企画,2006
4)日本呼吸器学会COPDガイドライン第2版作成委員会:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第2版,メディカルレビュー社,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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