文献詳細
今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療
ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診断
文献概要
ポイント
●喘息は原則として気道可逆性をもつが,COPDでも気道可逆性の認められることが多い.
●フローボリューム曲線は形状による鑑別診断と,検査手技の正当性の評価に有用である.
●肺拡散能力(DLCO)は,COPDの肺気腫病変による肺毛細血管床の減少をよく反映する.
●ピークフロー(PEF)によって喘息の病態が客観的に把握でき,患者の自己管理に有用である.
●A-aDO2の開大した状態で肺胞性低換気が進行すると,重篤な低酸素血症に陥る.
●喘息は原則として気道可逆性をもつが,COPDでも気道可逆性の認められることが多い.
●フローボリューム曲線は形状による鑑別診断と,検査手技の正当性の評価に有用である.
●肺拡散能力(DLCO)は,COPDの肺気腫病変による肺毛細血管床の減少をよく反映する.
●ピークフロー(PEF)によって喘息の病態が客観的に把握でき,患者の自己管理に有用である.
●A-aDO2の開大した状態で肺胞性低換気が進行すると,重篤な低酸素血症に陥る.
参考文献
1)GINA Committee:Global Strategy for Asthma Management and Prevention (GINA), Updated, 2006
2)National Heart, Lung and Blood Institute, National Institute of Health:Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease (GOLD), Updated, 2006
3)日本呼吸器学会COPDガイドライン第2版作製委員会(編):COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン(第2版),メディカルレビュー社,2004
掲載誌情報