文献詳細
文献概要
今月の主題 最新ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診療 ガイドラインに基づく喘息とCOPDの診断
血液検査・呼気ガス検査
著者: 山口正雄1
所属機関: 1東京大学医学部アレルギー・リウマチ内科
ページ範囲:P.1866 - P.1868
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●アレルギー検査は喘息診断の参考になるとともに,抗原の特定・回避に有用な情報となる.
●吸入抗原に対する特異的IgEは,アトピー型喘息の判定の参考になる.
●血中の好酸球数や総IgE値は疾患特異性が低く,喘息診療において診断的価値は低い.
●呼気NOは喘息で増加する.
●検体検査はCOPD診断における有用度は低いが,増悪時の病態把握には重要である.
●アレルギー検査は喘息診断の参考になるとともに,抗原の特定・回避に有用な情報となる.
●吸入抗原に対する特異的IgEは,アトピー型喘息の判定の参考になる.
●血中の好酸球数や総IgE値は疾患特異性が低く,喘息診療において診断的価値は低い.
●呼気NOは喘息で増加する.
●検体検査はCOPD診断における有用度は低いが,増悪時の病態把握には重要である.
参考文献
検査),宮本昭正(監修):臨床アレルギー学 改訂第3版,pp169-175,南江堂,2007
2)森田 寛:喘息の診断に必要なアレルギー検査とその読みかた.Medical Practice 23:247-250,2007
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