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今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ 生活習慣病の認知行動療法的介入 【一般内科医にもできる介入法】
メタボリックシンドロームに対する具体的介入方法
著者: 木村穣1
所属機関: 1関西医科大学健康科学センター
ページ範囲:P.2033 - P.2035
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●メタボリックシンドロームの基本はインスリン抵抗性による高インスリン血症である.
●メタボリックシンドロームでは減量とともに,栄養バランスや運動耐容能の向上が重要.
●治療効果として生体指標の変化とともに,行動パターンの変化も有用な指標となる.
●二分割思考,教条的思考などの肥満患者の認知の歪みにつき理解しておく.
●セルフモニタリングによる自己評価,自己効力感の向上が鍵を握る.
●メタボリックシンドロームの基本はインスリン抵抗性による高インスリン血症である.
●メタボリックシンドロームでは減量とともに,栄養バランスや運動耐容能の向上が重要.
●治療効果として生体指標の変化とともに,行動パターンの変化も有用な指標となる.
●二分割思考,教条的思考などの肥満患者の認知の歪みにつき理解しておく.
●セルフモニタリングによる自己評価,自己効力感の向上が鍵を握る.
参考文献
1)木村 穣,山田純生:メタボリック症候群から見た循環器二次予防.理学療法MOOK12循環器疾患のリハビリテーション.三輪書房,pp226-233,2005
2)田嶋佐和子,ほか:各疾患における栄養カウンセリングの実際と治療評価 肥満外来における栄養指導の実際 チーム医療における栄養士の役割.栄養-評価と治療 4:366-369,2004
3)斉藤 瞳,ほか:肥満外来におけるチーム医療の効果の検討──心理特性と減量効果との関係について.日本肥満学会誌 13:68-73,2007
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