文献詳細
文献概要
今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ 生活習慣病の認知行動療法的介入 【一般内科医にもできる介入法】
禁煙指導
著者: 伊藤絵美1
所属機関: 1洗足ストレスコーピング・サポートオフィス
ページ範囲:P.2056 - P.2060
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●認知行動療法とは患者の自助を側面から援助するための体系的な心理療法である。
●禁煙指導では従来の行動療法に認知的アプローチを加えることで効果促進を図れる。
●一般外来での医師による短時間禁煙指導には高いエビデンスが見いだされている。
●禁煙指導に先立ち,患者の喫煙のあり方をアセスメントすることが重要である。
●タバコに対する認知の変容を援助することが,禁煙行動を定着させるために有効である。
●認知行動療法とは患者の自助を側面から援助するための体系的な心理療法である。
●禁煙指導では従来の行動療法に認知的アプローチを加えることで効果促進を図れる。
●一般外来での医師による短時間禁煙指導には高いエビデンスが見いだされている。
●禁煙指導に先立ち,患者の喫煙のあり方をアセスメントすることが重要である。
●タバコに対する認知の変容を援助することが,禁煙行動を定着させるために有効である。
参考文献
1)伊藤絵美:認知療法・認知行動療法カウンセリング──初級ワークショップ.星和書店,2005
2)中村正和:禁煙のための最新の治療ガイドライン(薬物療法を含む).日胸臨 60:308-317,2001
3)大野 裕:こころが晴れるノート.創元社,2003
4)薗 潤:ガイドライン(禁煙指導 総論),日本禁煙学会(編):禁煙学.pp79-89,南山堂,2007
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