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今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ 心身症としての慢性身体疾患へのアプローチ
過敏性腸症候群
著者: 福土審1
所属機関: 1東北大学大学院医学系研究科行動医学
ページ範囲:P.2066 - P.2069
文献購入ページに移動●過敏性腸症候群(IBS)とは,腹痛と便通異常が慢性に持続する機能異常症である.
●IBSはその大部分がストレスによる症状の増悪,すなわち心身症の病態生理を呈する.
●治療の第1段階では生活指導と消化管機能の調整を行う.
●治療の第2段階では向精神薬と簡易精神療法により,心身症の病態改善を図る.
●治療の第3段階で専門的な心身医学的治療を行う.
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