文献詳細
文献概要
今月の主題 内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ 内科医に必要なメンタルヘルスの知識
社会不安障害
著者: 山田和夫1
所属機関: 1和楽会横浜クリニック
ページ範囲:P.2108 - P.2113
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●社会不安障害とは「上がり症」のことである.かつて日本では「対人恐怖」と言われていた.
●アメリカの診断基準DSM-III(1980年)のなかで初めて1つの障害として取り上げられ,世界に広まった.
●社会不安障害はSSRIの1つであるフルボキサミンで完治するようになった.
●社会不安障害は少子化,ひきこもりなど社会を揺るがす諸問題の大きな要因である.
●社会不安障害とは「上がり症」のことである.かつて日本では「対人恐怖」と言われていた.
●アメリカの診断基準DSM-III(1980年)のなかで初めて1つの障害として取り上げられ,世界に広まった.
●社会不安障害はSSRIの1つであるフルボキサミンで完治するようになった.
●社会不安障害は少子化,ひきこもりなど社会を揺るがす諸問題の大きな要因である.
参考文献
1)山田和夫:うつ病,うつ状態に対する各新規抗うつ薬の有効性と安全性.臨床精神薬理 5:701-713,2002
2)山田和夫(編著):抗うつ薬の選び方と使い方.南江堂,2004
3)山田和夫,ほか:社会不安障害(SAD)の最新薬物療法.臨床精神薬理 9:541-549,2006
4)山田和夫:社会不安障害の治療―薬物療法の立場から.臨床精神薬理 9:2145-2148,2006
5)山田和夫:ひきこもりとうつ病.医学のあゆみ 219:1120-1124,2006
6)山田和夫:青少年のうつ病と社会不安障害.日医会雑誌 136:43-46,2007
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