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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

文献概要

特集 一般医のためのエコー活用法 Ⅲ.心臓 心エコーの検査法と解剖

心エコーに必要な解剖と心エコーの基本断面

著者: 戸出浩之1

所属機関: 1群馬県立心臓血管センター

ページ範囲:P.37 - P.41

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 心エコー検査には大きく断層法,ドプラ法,Mモード法の3つの手法があり,これらを組み合わせて検査・判読を進めるが,その基本となるのは断層法である.断層法では探触子の位置や傾き,回転により,理論的には無数の断面を得ることができるが,一般に日常検査のなかで用いる断面はそれほど多くない.ここでは,最も基本となるいくつかの断面を解説しながら,合わせて心エコー検査に必要な解剖学についても簡単にふれる.

参考文献

1) 吉川文雄:人体系統解剖学,南山堂,1984
2) 町井 潔,他:断層心エコー図,中外医学社,1981
3) 平井寛則,他:断層法,日本超音波医学会(編):超音波診断,pp149-164,医学書院,1988

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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