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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

文献概要

特集 一般医のためのエコー活用法 Ⅲ.心臓 疾患の評価

僧帽弁狭窄症

著者: 谷本貴志1 赤阪隆史1

所属機関: 1和歌山県立医科大学循環器内科

ページ範囲:P.191 - P.195

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 成人でみられる僧帽弁狭窄症の成因のほとんどはリウマチ性である.現在,先進国においては抗生物質の普及と社会衛生状況の改善に伴ってリウマチ性弁膜症に遭遇する機会は減少しているものの,僧帽弁狭窄症は代表的な弁膜疾患であり,その診断,重症度評価,治療方針の決定などの日常診療において,心エコー図の果たす役割は大きい.

参考文献

1) Bonow RO, et al:ACC/AHA 2006 Guidelines for the management of patients with valvular heart disease. Circulation 114:e84-231, 2006
2) 循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2000-2001年度合同研究班):弁膜疾患の非薬物治療に関するガイドライン.Circ J 66:1261-1323, 2002
3) Inoue K, et al:Clinical application of transvenous mitral commissurotomy by a balloon catheter. J Thorac Cardiovasc Surg 87:394-402, 1984
4) Wilkins GT, et al:Percutaneous balloon dilatation of mitral valve;An analysis of echocardiographic variables related to outcome and the mechanism of dilatation. Br Heart J 60:299-308, 1988

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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