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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

文献概要

特集 一般医のためのエコー活用法 Ⅳ.腹部 腹部エコーの基本的な進め方

腹部エコーの基本断面とスクリーニング法

著者: 鶴岡尚志1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会三宿病院診療技術部

ページ範囲:P.252 - P.259

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腹部スクリーニングでのエコー検査の進め方

 腹部エコーは人間ドックなどの健診で盛んに行われている検査である.スクリーニング検査として数多く実施されている理由は,侵襲なく腹部の広範囲を映すことのできる超音波検査の特性にあるといえる.

 腹部スクリーニングでは「臓器の形態の観察」と「病変の発見」が主な目的である.実質臓器の腫大や萎縮,変形など,あるいは脈管の拡張や狭窄などの「形態」の所見は正常と異常を篩い分ける基本的なチェックポイントである.このような臓器の形態や構造がチェックしやすい断面を基本断面(断層像)という.

参考文献

1) 鶴岡尚志:健診における効率的な検査の進め方.Medical Technology 29:617-624,2001
2) 金田 智:(秘)腹部エコーテクニックとその理論.ベクトルコア,2001
3) 鶴岡尚志,他:腹部エコー検査技術テキスト.超音波検査法フォーラム,2003
4) 鶴岡尚志,他:体位変換による膵体尾部病変描出能の検討.超音波検査技術 30:4-8,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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