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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

特集 一般医のためのエコー活用法

Ⅳ.腹部 臓器からみた腹部エコー

胆囊・胆管

著者: 森秀明1

所属機関: 1杏林大学医学部第3内科

ページ範囲:P.280 - P.285

文献概要

解剖と検査法

■胆道の解剖

 胆道とは,肝細胞から分泌された胆汁が十二指腸に流出するまでの経路で,胆囊と胆管が含まれる(図1).胆囊は肝下面に接した胆囊窩に位置する西洋梨型の臓器で,底部,体部,頸部に分けられる.胆管は,肝内胆管から左右の肝管,総肝管を経て,3管合流部で胆囊管と合流し総胆管となり,膵頭部を貫いて十二指腸Vater乳頭部へ開口する.胆道癌取扱い規約によると,胆管は肝内胆管(bile duct,hepatic:Bh),左右の肝管(bile duct right:Br,bile duct left:Bl),上部胆管(bile duct superior:Bs),中部胆管(bile duct middle:Bm),下部胆管(bile duct inferior:Bi)に区分される.

参考文献

1) 森 秀明:スタンダード腹部超音波診断,診断と治療社,1996
2) 森 秀明:初学者のためのわかる腹部エコー―所見からみた超音波鑑別診断,文光堂,2000
3) 森 秀明:腹部超音波フルコース―独学で学ぶ14日間,メジカルビュー社,2002
4) 森 秀明:腹部エコーマスター―ハイブリッドCD-ROM,医学書院,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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