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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

文献概要

特集 一般医のためのエコー活用法 Ⅳ.腹部 臓器からみた腹部エコー

子宮・卵巣

著者: 津﨑恒明1

所属機関: 1公立八鹿病院産婦人科

ページ範囲:P.350 - P.359

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 その簡便性と非侵襲性から臨床の場で多用される超音波検査であるが,婦人の下腹部検査にあたってはいくつかの注意を要する事項があり,本稿ではそれらを中心に,女性生殖器疾患の超音波診断などについて解説する.したがって,胎児および付属物に関する診断など,産科領域における各論的解説は別稿1)に譲る.

 また,近年の産婦人科臨床では,経腟走査法による検査が主流となっているが,ベッドサイドにおける超音波検査の範囲を越えるので,本稿では経腹走査法を中心に記述する.

参考文献

1) 小林充尚:卵巣良性腫瘍.日本超音波医学会(編):超音波診断,第2版,pp832-834,医学書院,1994
2) 竹内久彌:悪性卵巣腫瘍.日本超音波医学会(編):超音波診断,第2版,pp835-839,医学書院,1994
3) 関谷隆夫,宮村浩徳,宇田川康博:腹部超音波検査.周産期医学 37:665-677,2007
4) 津崎恒明,井庭貴浩,三宅法子:子宮筋腫例におけるパワードプラ血流計測と摘出筋腫の病理学的検討.産婦の進歩 56:530-532,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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