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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻12号

2007年11月発行

文献概要

特集 一般医のためのエコー活用法 Ⅳ.腹部 状況からみた腹部エコー

「けんしん」でみつかった異常所見の対処の仕かた

著者: 桑島章1

所属機関: 1PL東京健康管理センター

ページ範囲:P.381 - P.384

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 無症状の疾患を早期に発見することを目的として,健康診断,人間ドックや集団検診が行われている.これらは健康診査と総称される予防医学の手法であるが,このうち個人の健康確認を目的とするものを健診と呼び,住民や職域などの集団を対象とするものを検診と呼ぶことが多い.本稿では健診と検診とを合わせて「けんしん」とする.

 「けんしん」で異常所見を指摘されて一般医を受診する患者は多い.これは「けんしん」を受診する人々が多いこと,および超音波診断装置が改良されて「けんしん」での疾病発見率が高くなったことによると考えられる.ここでは,「けんしん」で要精査といわれた患者に対してどのように精査を進めるか,また異常を指摘した施設にどう返信するかについて,「けんしん」で異常を指摘された患者を主な対象として画像診断を行っている立場から記す.

参考文献

1) 人間ドック成績判定及び事後指導に関するガイドライン作成小委員会:人間ドック成績判定及び事後指導に関するガイドライン平成14年度(平成15年度一部改訂).www.ningen-dock.jp/concerned/press/pdf/N Gaido2004.11.pdf
2) 日本消化器がん検診学会全国集計委員会:平成16年度消化器がん検診全国集計.日消がん検診誌 45:49-68,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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