文献詳細
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
ライフステージごとにみる諸問題【思春期】
文献概要
女児の思春期発来は,一般家庭においてはおおよそ小学校5年生を過ぎてからと考えられていることが多い.小学校5年生というと,10~11歳の子どもたちということになる.この一般的な理解と,医学的な思春期発来年齢には解離がある.また,女児の二次性徴開始の徴候は十分に理解されていない.このことが,「乳房のしこり」を特別病的に考えてしまうことにつながっている.
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