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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻13号

2007年12月発行

文献概要

今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス ライフステージごとにみる諸問題【思春期】

Topic2 親からの相談にどう応えるか―患者-医師関係構築のための心得

著者: 道端伸明1 永井章1

所属機関: 1国立成育医療センター総合診療部思春期診療科

ページ範囲:P.2216 - P.2216

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 小児病院の思春期外来では,思春期年齢の患者が,自ら医療機関を受診することは少ない.通常は,親が心配をして,渋る本人を受診させることが多く,患者本人の受診に先立って,親のみが外来受診を希望することも少なくない.この場合,どの順番でどのように面接するかが,その後の患者-医師関係構築にとって重要になってくる.

 親と本人が一緒に受診した場合には,本人のみ,親のみ,親と本人が一緒,というように3種類の面接形態が考えられ,その順番も考えると組み合わせは多数ある.絶対的な順番というものはないが,次に示すように,それぞれの面接の意味合いに留意したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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