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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻13号

2007年12月発行

文献概要

今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス ライフステージごとにみる諸問題【更年期・老年期】

「最近,コレステロールが高いといわれました」―閉経後に増加する心血管疾患リスク

著者: 武安法之1 渡辺重行1

所属機関: 1筑波大学大学院人間総合科学研究科病態制御医学専攻循環器内科

ページ範囲:P.2256 - P.2259

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ポイント

●女性は閉経後に血中コレステロール値が高くなる.

●閉経後女性の死因に心血管疾患が占める割合は高い.

●閉経後女性における心血管疾患予防に脂質異常のコントロールはきわめて重要である.

●閉経後女性の脂質異常症では生活改善が優先されるが,危険因子を十分に勘案して,薬物療法も考慮する.

参考文献

1)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版,日本動脈硬化学会,2007
2)Wenger NK, et al:Lipid abnormalities in women;Data for risk, data for management. Cardiol Rev 14:276-280, 2006
3)Welty FK, et al:Preventing clinically evident coronary heart disease in the postmenopausal woman. Menopause 11:484-494, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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