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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻13号

2007年12月発行

今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス

ライフステージごとにみる諸問題【更年期・老年期】

「膝が痛くて……」―変形性膝関節症の診断と治療

著者: 仲田和正1

所属機関: 1西伊豆病院整形外科

ページ範囲:P.2268 - P.2270

文献概要

ポイント

●変形性膝関節症は膝内側と大腿膝蓋関節の2コンパートメントの狭小化(O脚になる).

●変形性膝関節症はX線で骨増殖性変化(硬化像,骨棘)を伴う.

●関節リウマチは膝内側,外側,大腿膝蓋関節3コンパートメントすべての狭小化.

●関節リウマチはX線で骨増殖性変化がなくporoticである.

●変形性膝関節症の主な治療は,減量,NSAID,サポーター,外挿板,コンドロイチン・グルコサミン内服,手術(高位脛骨外反骨切り術,人工膝関節置換).

参考文献

1)Richy F, et al:Structural and symptomatic efficacy of glucosamine and chondroitin in knee osteoarthritis. Arch Intern Med 163:1514-1522, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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