icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina44巻13号

2007年12月発行

文献概要

今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス 主治医として知っておきたいこと【知っておくと役立つこと】

女性と予防接種

著者: 黒上朝子1

所属機関: 1洛和会音羽病院総合診療科・感染症科

ページ範囲:P.2288 - P.2291

文献購入ページに移動
ポイント

●風疹ワクチンと水痘ワクチンは妊娠中の接種は禁忌で,接種後4週間は妊娠を避けるべきである.

●インフルエンザワクチンは,不活化ワクチンであるため胎盤移行性はなく,妊娠中にインフルエンザシーズンを迎える場合は接種が推奨されている.

●妊婦がB型肝炎ウイルス抗原(HBVAg)陽性の場合は,出産直後のB型肝炎ワクチン(HBIG)が必要である.乳児へのワクチン接種も忘れてはいけない.

参考文献

1)Human Papillomavirus:HPV Information for Clinician, CDC, 2007
2)Garland SM, et al:Quadrivalent vaccine against human papillomavirus to prevent anogenital diseases. N Engl J Med 356:1928, 2007
3)Pinkbook, CDC

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?