文献詳細
文献概要
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス 主治医として知っておきたいこと【知っておくと役立つこと】
女性と予防接種
著者: 黒上朝子1
所属機関: 1洛和会音羽病院総合診療科・感染症科
ページ範囲:P.2288 - P.2291
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●風疹ワクチンと水痘ワクチンは妊娠中の接種は禁忌で,接種後4週間は妊娠を避けるべきである.
●インフルエンザワクチンは,不活化ワクチンであるため胎盤移行性はなく,妊娠中にインフルエンザシーズンを迎える場合は接種が推奨されている.
●妊婦がB型肝炎ウイルス抗原(HBVAg)陽性の場合は,出産直後のB型肝炎ワクチン(HBIG)が必要である.乳児へのワクチン接種も忘れてはいけない.
●風疹ワクチンと水痘ワクチンは妊娠中の接種は禁忌で,接種後4週間は妊娠を避けるべきである.
●インフルエンザワクチンは,不活化ワクチンであるため胎盤移行性はなく,妊娠中にインフルエンザシーズンを迎える場合は接種が推奨されている.
●妊婦がB型肝炎ウイルス抗原(HBVAg)陽性の場合は,出産直後のB型肝炎ワクチン(HBIG)が必要である.乳児へのワクチン接種も忘れてはいけない.
参考文献
1)Human Papillomavirus:HPV Information for Clinician, CDC, 2007
2)Garland SM, et al:Quadrivalent vaccine against human papillomavirus to prevent anogenital diseases. N Engl J Med 356:1928, 2007
3)Pinkbook, CDC
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