文献詳細
今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス
主治医として知っておきたいこと【女性とがん】
「姉が“乳がん”と診断されたんです」―乳がんのハイリスク患者とその診断
著者: 檜山桂子1 西山正彦12
所属機関: 1広島大学原爆放射線医科学研究所遺伝子診断・治療開発研究分野 2埼玉医科大学国際医療センタートランスレーショナル・リサーチ・センター
ページ範囲:P.2301 - P.2303
文献概要
●乳がんの5~10%が家族性乳がんで,しばしば卵巣がんを併発する.
●家族性乳がんの主な責任遺伝子は,常染色体優性遺伝を示す
●乳がん発症者の遺伝子変異が不明の場合,家族の遺伝子診断で素因の否定はできない.
参考文献
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