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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻13号

2007年12月発行

今月の主題 内科外来でみるウィメンズ・ヘルス

主治医として知っておきたいこと【女性の健康問題の背景に迫る】

「避妊したいのにパートナーの協力が得られません」―避妊に関する知識をサポート

著者: 谷口久枝1

所属機関: 1やぐちレディースクリニック

ページ範囲:P.2312 - P.2315

文献概要

ポイント

●確実性の高い避妊法は,経口避妊薬(OC),子宮内避妊器具(IUD),不妊手術である.

●OC,レボノルゲストレル放出型子宮内避妊システム(LNG-IUS)には副効用がある.

●女性の健康管理の一環として避妊の必要な女性に対して確実な避妊法を指導できるよう,一般内科医に,避妊に関する意識・知識を高めてほしい.

参考文献

1)日本産科婦人科学会(編):低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン(改訂版),2005
2)北村邦夫:ピル,集英社,2002
3)倉智博久,高橋俊文,磯部真倫:ピルの普及とOCガイドライン.産婦人科治療 93:409-415,2006
4)木村好秀,齋藤益子:家族計画指導の実際,医学書院,2007
52)避妊作用と避妊以外の副効用―世界における経験から,Kristina Gemzell, MD, PhDの講演資料より,講演資料,2007
6)丸尾 猛,本庄英雄,石川睦男:経産婦を対象としたSH G 00650 A(レボノルゲストレル放出型子宮内避妊システム)の12カ月間装着における有効性,安全性および薬物動態の検討.診療と新薬 43:1157-1174,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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