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書評
経験とエビデンスに基づく循環器治療―複雑な患者をどうするか?
著者: 林田憲明1
所属機関: 1聖路加国際病院ハートセンター
ページ範囲:P.2326 - P.2326
文献購入ページに移動 本書は日常診療の場で複雑な循環器疾患に出会った時に,どのように考え治療していけばよいかという点に的を絞り,31症例を通してエキスパートがコメントした症例集である.
ランダムに並べられているが様式は一貫しており,「DES留置後3カ月で胃癌のため外科手術が必要となった患者」というようにまず〈症例〉が紹介され,次に具体的に“抗血小板薬は中止するか,継続するか?”“中止時の血栓症発症リスクは?”“中止時の代替治療は?”といった〈Key Question〉があり,簡潔に〈症例の概要〉が説明される.大部分はその後のKey Questionに対する説明にページが割かれ,最後に〈まとめ〉と〈文献〉が挙げられている.
ランダムに並べられているが様式は一貫しており,「DES留置後3カ月で胃癌のため外科手術が必要となった患者」というようにまず〈症例〉が紹介され,次に具体的に“抗血小板薬は中止するか,継続するか?”“中止時の血栓症発症リスクは?”“中止時の代替治療は?”といった〈Key Question〉があり,簡潔に〈症例の概要〉が説明される.大部分はその後のKey Questionに対する説明にページが割かれ,最後に〈まとめ〉と〈文献〉が挙げられている.
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