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今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像 肺疾患をCTで診る―びまん性肺疾患【間質性肺炎】
急性間質性肺炎(AIP)―びまん性肺胞傷害(DAD)
著者: 松島秀和1 金沢實2
所属機関: 1さいたま赤十字病院内科(呼吸器) 2埼玉医科大学呼吸器内科
ページ範囲:P.296 - P.298
文献購入ページに移動●急性間質性肺炎(AIP)は,特発性間質性肺炎のなかで病状が急速に進行し,治療反応性が不良な病態とされており,臨床上重要な疾患である.
●AIPのCT所見は両側性の浸潤影,スリガラス陰影の混在である.
●発症早期より強い収縮傾向を示し,陰影内に牽引性気管支拡張像を認めるのが特徴である.
●CTによる牽引性気管支拡張像の有無および程度の評価がAIPの診断および予後に有用である.
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