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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻2号

2007年02月発行

文献概要

今月の主題 症例からみる肺疾患のCT画像 肺疾患をCTで診る―気道病変

慢性閉塞性肺疾患(COPD)・気管支喘息

著者: 上田哲也1 三嶋理晃1

所属機関: 1京都大学医学部呼吸器内科

ページ範囲:P.332 - P.334

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ポイント

(慢性閉塞性肺疾患)

●日本で見られる肺気腫の大部分は小葉中心性肺気腫であり,皮膜を持たないことが特徴である.

●CTは,閉塞性障害の原因疾患の鑑別に威力を発揮する.

●CTは中等症以下の肺気腫の検出や,肺気腫の外科適応(肺容量減少術)の決定に有用である.

(気管支喘息)

●CTで肺野濃度の濃淡がモザイク状に認めることがある.

●モザイクパターンは呼気のほうが明瞭に認められる.

●小気道閉塞に伴った部分的なエアトラッピングを反映している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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