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連載 外来研修医教育への招待・2
研修医とともに外来を―ちょっとその前に(前編)
著者: 川尻宏昭1
所属機関: 1名古屋大学医学部附属病院 在宅管理医療部 地域医療センター
ページ範囲:P.394 - P.398
文献購入ページに移動 前回は,外来研修医教育の場がどんなものかというお話をさせていただきました.外来と入院の違い,研修医を受け入れてゆくことの利点と欠点など,外来研修医教育を取り巻くさまざまな問題点とその現状を私たちの経験をもとにお伝えできたかと思います.今回からは,いよいよ外来研修医教育に参加していただこうと思います.ということで,「早速……」と,本来ならば,まず実践していただき,そこからいろいろと議論を深め,実践に役立つ何かを皆さんとともに,見いだしてゆくというのがいいのですが,このような活字を通してのコミニュケーションでは,それもなかなか難しいと思います.ということで,今回と次回の2回に分けて,実践の場で役に立つと思われる考え方や手法というのを,前もって簡単に紹介したいと思います.
参考文献
1)伴信太郎・他(訳):臨床の場で効果的に教える─「教育」というコミュニケーション,南山堂,2002
2)大西弘高:新医学教育学入門―教育者中心から学習者中心へ,医学書院,2005
3)日本医学教育学会臨床能力教育委員会:研修指導スキルの学び方・教え方─病棟・外来で使える,南山堂,2006
4)伴信太郎:プライマリ・ケア実践のための臨床教育─指導医と医学生・研修医への道しるべ,エルゼビア・ジャパン,2004
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