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書評
臨床疫学―EBM実践のための必須知識 第2版
著者: 小泉俊三1
所属機関: 1佐賀大学医学部附属病院 総合診療部
ページ範囲:P.392 - P.392
文献購入ページに移動 待望の『臨床疫学』第2版の日本語版が原著の出版(2005年)から間髪を入れず出版された.
フレッチャー夫妻らによる初版は1982年に上梓されたにもかかわらず,聖路加国際病院長福井次矢先生が佐賀医科大学(当時)時代の総合診療部スタッフと一緒に日本語版を監訳・出版されたのが1999年秋で,その間,10年以上のギャップがあった.草創期の臨床疫学が,統計を使って学会の常識に逆らう新奇な学問程度にしか受け止められなかった当時の出版事情が思い起こされる.
フレッチャー夫妻らによる初版は1982年に上梓されたにもかかわらず,聖路加国際病院長福井次矢先生が佐賀医科大学(当時)時代の総合診療部スタッフと一緒に日本語版を監訳・出版されたのが1999年秋で,その間,10年以上のギャップがあった.草創期の臨床疫学が,統計を使って学会の常識に逆らう新奇な学問程度にしか受け止められなかった当時の出版事情が思い起こされる.
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