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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻3号

2007年03月発行

文献概要

今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 酸塩基平衡を身近にする

原発性アルドステロン症の鑑別診断

著者: 澤田享1 𠮷岡成人1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科病態内科学講座・第2内科

ページ範囲:P.446 - P.448

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ポイント

●原発性アルドステロン症(PA)は高血圧患者の約10%を占める.

●スクリーニングとして血漿レニン活性(PRA),血漿アルドステロン濃度(PAC)を測定する.

●負荷試験によりPAの確定診断を行い,画像検査により病型・局在診断を行う.

参考文献

1)名和田新:厚生省特定疾患「副腎ホルモン産生異常症」調査研究班,平成10年度研究報告書,pp11-55, 1999
2)柴田洋孝,他:原発性アルドステロン症の病型―生化学的立場から.内分泌・糖尿病科 21:229-237, 2005
3)Lifton RP, et al:A chimaeric 11β-hydroxyrase/aldosterone synthase gene causes glucocorticoid-remediable aldosteronism and human hypertension. Nature 355:262-265, 1992
4)宗 友厚:11βHSD2欠損症(AME症候群).日本臨牀(別冊):新領域別症候群シリーズ No.1,pp651-654, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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