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今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【ナトリウム(Na)】
どのようなときに血漿浸透圧を測定すべきか
著者: 柴垣有吾1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科
ページ範囲:P.464 - P.467
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●血漿浸透圧の測定は低Na血症の鑑別(高浸透圧性・偽性の除外)に有用である.
●浸透圧ギャップはアルコール・薬物中毒の診断に有用である.
●低Na血症のリスク評価には浸透圧でなく,張度(有効浸透圧)の測定が重要である.
●血漿浸透圧の測定は低Na血症の鑑別(高浸透圧性・偽性の除外)に有用である.
●浸透圧ギャップはアルコール・薬物中毒の診断に有用である.
●低Na血症のリスク評価には浸透圧でなく,張度(有効浸透圧)の測定が重要である.
参考文献
1)Rose BD:New approach to disturbance in the plasma sodium concentration. Am J Med 72:339-353, 1986
2)Halperin ML, Goldstein MC:Fluid, Electrolyte, and Acid-Base Physiology;A problem-based approach. WB Saunders, philadelphia, 1999
3)柴垣有吾,深川雅史:理解を深める!―体液電解質異常と輸液,改訂第2版.中外医学社,2006
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