文献詳細
今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液
よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【カルシウム(Ca)】
文献概要
ポイント
●基本的にはPTH and/or活性型ビタミンDの作用が不十分な病態である.
●鑑別診断には,腎機能,血清P濃度,血清Mg濃度,intact PTHが有用である.
●イオン化Ca濃度を測定しない場合は,アルブミン補正を行う必要がある.
●基本的にはPTH and/or活性型ビタミンDの作用が不十分な病態である.
●鑑別診断には,腎機能,血清P濃度,血清Mg濃度,intact PTHが有用である.
●イオン化Ca濃度を測定しない場合は,アルブミン補正を行う必要がある.
参考文献
1)深川雅史(監修),柴垣有吾(著):より理解を深める!―体液電解質異常と輸液,pp158-163,中外医学社,2005
2)飯田里菜子,他:Caの低下―その鑑別の根拠と病態生理,対応.腎と透析 60:76-82, 2006
掲載誌情報