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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻3号

2007年03月発行

文献概要

今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【カルシウム(Ca)】

低Ca血症の病態生理と鑑別診断

著者: 駒場大峰1 深川雅史1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院腎臓内科・代謝機能疾患治療部

ページ範囲:P.493 - P.495

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ポイント

●基本的にはPTH and/or活性型ビタミンDの作用が不十分な病態である.

●鑑別診断には,腎機能,血清P濃度,血清Mg濃度,intact PTHが有用である.

●イオン化Ca濃度を測定しない場合は,アルブミン補正を行う必要がある.

参考文献

1)深川雅史(監修),柴垣有吾(著):より理解を深める!―体液電解質異常と輸液,pp158-163,中外医学社,2005
2)飯田里菜子,他:Caの低下―その鑑別の根拠と病態生理,対応.腎と透析 60:76-82, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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