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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻3号

2007年03月発行

文献概要

今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【リン(P)】

低P血症の病態生理

著者: 須藤博1

所属機関: 1大船中央病院内科

ページ範囲:P.504 - P.506

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ポイント

●血清P値<2.5mg/dlのとき低P血症という.

●臨床症状から低P血症を疑うことは困難である.

●低P血症の原因は細胞内や骨へのPの移動,腸管での再吸収低下,尿中への排泄増加が主なものである.

参考文献

1)Subramanian R, Khardori R:Severe hypophosphatemia;Pathophysiologic implications, clinical presentations, and treatment. Medicine (Baltimore) 79:1-8, 2000
2)Agus ZS:Signs and symptoms of hypophosphatemia. UpToDate 14.3, 2007
3)黒川 清:水・電解質と酸塩基平衡,第2版,p88-99,南江堂,2004
4)Knochel, JP:Hypophosphatemia in the alcoholic. Arch Intern Med 140:613, 1980

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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