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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻3号

2007年03月発行

今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液

よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【マグネシウム(Mg)】

Mg欠乏症と高Mg血症の病態生理と鑑別診断

著者: 宮崎正信12 古巣朗12 河野茂12

所属機関: 1宮崎内科医院 2長崎大学医学部第2内科

ページ範囲:P.514 - P.516

文献概要

ポイント

●高Mg血症は腎機能低下時のMg摂取増加,Mg欠乏症は腸管や腎からの喪失により起こる.

●同時に伴ってくるCa,Kの異常による神経・筋症状が主である.

●Ca,Kの異常があるときには同時にMgを測定することが大切である.

参考文献

1)宮崎正信,河野 茂:マグネシウム濃度の異常.遠藤正之(編):よくわかる水電解質・輸液,第1版,pp64-71,中外医学社,2003
2)黒川 清:水・電解質と酸塩基平衡,第2版,pp106-115,南江堂,2004
3)Agus ZD:Regulation of magnesium balance and causes of hypomagnesemia. Rose BD, Rush J(eds):UpToDate, online 14.3, Massachusetts, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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