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今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 よく出遭う水電解質異常の鑑別診断と治療を習得する【マグネシウム(Mg)】
Mg欠乏症と高Mg血症の治療
著者: 渥美宗久1
所属機関: 1中部労災病院腎臓内科
ページ範囲:P.518 - P.520
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●重篤なMg欠乏症の治療の際には,硫酸マグネシウムの投与速度・投与量・溶液の配合や濃度に注意する.
●硫酸マグネシウム投与の際には,合併する低K血症・低Ca血症・低P血症に注意を払う.
●高Mg血症は腎機能正常患者では治療不要であるが,腎機能低下がある場合は透析を考慮する.
●重篤なMg欠乏症の治療の際には,硫酸マグネシウムの投与速度・投与量・溶液の配合や濃度に注意する.
●硫酸マグネシウム投与の際には,合併する低K血症・低Ca血症・低P血症に注意を払う.
●高Mg血症は腎機能正常患者では治療不要であるが,腎機能低下がある場合は透析を考慮する.
参考文献
1)Brenner BM, Rector FC:Brenner & Rector's the Kidney, WB Saunders, Philadelphia, 2003
2)Greenberg A, Cheung AK:Primer on Kidney Diseases? WB Saunders, Philadelphia, 2005
3)福井次矢,黒川 清 (監修):ハリソン内科学,第2版(原著第16版),メディカル・サイエンス・インターナショナル,2006
4)高久史麿,和田 攻(監訳):ワシントンマニュアル,第10版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2005
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