文献詳細
文献概要
今月の主題 日常診療・当直のための酸塩基平衡,水・電解質,輸液 研修医がよく使う輸液の基本
生理食塩水,乳酸加リンゲル液,5%ブドウ糖液,維持輸液製剤の使用法
著者: 遠藤正之1
所属機関: 1東海大学医学部内科系腎内分泌代謝内科
ページ範囲:P.544 - P.546
文献購入ページに移動ポイント
●体の中の水は体重の60%,細胞内と細胞外に2:1に分布し,細胞外はさらに間質と血管内に3:1に分布している.
●生理食塩水1,000mlと5%ブドウ糖液1,000mlそれぞれの点滴で,前者では250ml,後者では80mlが血管内に残る.
●輸液療法の主な目的は,補充療法か維持療法かを考え輸液計画を立てることである.計画どおりに補充または維持されているかどうかin/outバランスを定期的にモニターする.
●体の中の水は体重の60%,細胞内と細胞外に2:1に分布し,細胞外はさらに間質と血管内に3:1に分布している.
●生理食塩水1,000mlと5%ブドウ糖液1,000mlそれぞれの点滴で,前者では250ml,後者では80mlが血管内に残る.
●輸液療法の主な目的は,補充療法か維持療法かを考え輸液計画を立てることである.計画どおりに補充または維持されているかどうかin/outバランスを定期的にモニターする.
掲載誌情報