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今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する 危機管理―人間の真価は逆境のときに試される
ショック―ショックの患者を見てショックになるな
著者: 朝日茂樹1 木村昭夫1
所属機関: 1国立国際医療センター救急部
ページ範囲:P.644 - P.648
文献購入ページに移動●ショックは全身性の急性循環不全の状態で,放置すれば致命的な結果となる.まず応援要請を.
●代表的な臨床症状は5Ps:蒼白(Pallor),虚脱(Prostration),冷汗(Perspiration),脈拍触知不能(Pulselessness),呼吸不全(Pulmonary insufficiency).
●突然の血圧低下では,ポンプ力か,リズムか,循環血液量のどこかに問題あり.
●血液供給不足,心臓のポンプ機能異常(力不足か拡張制限),血液分布異常の4つの病態がある.
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