文献詳細
今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
内科エマージェンシーの診断―確実な診断が患者を救う
文献概要
ポイント
●痙攣重積診療の原則は,①呼吸,循環(A,B,C)の確保と②速やかな痙攣の停止,これと並行して鑑別を進める.
●痙攣重積が遷延すると脳に不可逆的なダメージを生じる.
●痙攣停止にはまずジアゼパム,次にフェニトイン.
●痙攣重積診療の原則は,①呼吸,循環(A,B,C)の確保と②速やかな痙攣の停止,これと並行して鑑別を進める.
●痙攣重積が遷延すると脳に不可逆的なダメージを生じる.
●痙攣停止にはまずジアゼパム,次にフェニトイン.
参考文献
1)馬場泰尚,黒岩義之:痙攣性疾患(てんかん)の急性増悪(痙攣重積).救急医学 28:1089-1093, 2004
2)岩田充永:痙攣は痙攣後昏睡,Todd麻痺を確かめて.救急医学 29:1443-1446, 2005
3)Treiman DM, et al:A comparison of four treatments for generalized convulsive status epilepticus;Veterans Affairs Status Epilepticus Cooperative Study Group. N Engl J Med 339:792-798, 1998
掲載誌情報