文献詳細
今月の主題 内科エマージェンシー2007 鬼門を克服する
治療―生死を分ける治療介入
文献概要
ポイント
●輸血療法は成分輸血が原則である.
●赤血球濃厚液1単位の投与により,Hb値は0.6~0.8g上昇する.
●新鮮凍結血漿の適応は(一部の症例を除き)凝固因子の補充に限る.
●血小板が5×104/μl 以上では,血小板輸血が必要となることはない.
●ABO血液型を判定する時間的余裕がない緊急時には,例外的にO型赤血球を使用する.
●急速大量輸血は加温して行い,低体温を防ぐ.
●輸血療法は成分輸血が原則である.
●赤血球濃厚液1単位の投与により,Hb値は0.6~0.8g上昇する.
●新鮮凍結血漿の適応は(一部の症例を除き)凝固因子の補充に限る.
●血小板が5×104/μ
●ABO血液型を判定する時間的余裕がない緊急時には,例外的にO型赤血球を使用する.
●急速大量輸血は加温して行い,低体温を防ぐ.
参考文献
1)厚生労働省(編):血液製剤の使用にあたって第3版―輸血療法の実施に関する指針・血液製剤の使用指針,じほう,2006
2)〔特集〕21世紀の輸血療法.臨床医 10:1846-1952, 2004
3)〔特集〕手術中の輸血療法のトレンド.臨床麻酔 12:1879-1948, 2005
4)症例検討術中大量出血.LiSA(Life Support and Anesthesia) 6:549-579, 2006
掲載誌情報