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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻5号

2007年05月発行

文献概要

今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z ウイルス肝炎の的確な診断のために

肝障害患者の診断の進め方

著者: 各務伸一1 石川哲也1

所属機関: 1愛知医科大学消化器内科

ページ範囲:P.848 - P.851

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ポイント

●肝機能異常のパターンにより,おおよその疾患のふるい分けが可能である.

●肝実質障害型では肝炎ウイルスマーカーの検索から始めるのが実践的である.

●受診のきっかけ,受診時の状態により,適切に検査,処置を選択する.

●肝障害の原因疾患のなかには予後のよくないもの,長期の管理を要するものもある.患者の心理状態に配慮するとともに,病状について正確な情報を伝えるように心がける.

参考文献

1)戸田剛太郎:非ウイルス性肝疾患の診断「分類~どのような疾患が考えられるか」,図説消化器病シリーズ12 非ウイルス性肝疾患,pp2-5,メジカルビュー社,1999
2)池田有成,橋本直明:非ウイルス性肝疾患の診断「診断に有用な検査と検査値の解釈」,図説消化器病シリーズ12 非ウイルス性肝疾患,pp6-25,メジカルビュー社,1999
3)山田春木:問診と身体所見のとりかた,柴田実,関山和彦,山田春木(編):肝疾患レジデントマニュアル,pp2-11,医学書院,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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