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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻5号

2007年05月発行

今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z

ウイルス肝炎の的確な診断のために

肝機能検査をどう解釈するか

著者: 中村郁夫1

所属機関: 1東京医科大学内科学第4講座(消化器内科)

ページ範囲:P.856 - P.858

文献概要

ポイント

●肝炎ウイルスの感染により,生体の免疫応答が惹起され,感染肝細胞の障害が生じる.

●血小板数・線維化マーカー・腹部超音波所見を総合的に評価することにより,肝線維化の程度を推定しうる.

●肝硬変症例における予備能は,蛋白合成能(アルブミン,コリンエステラーゼ,PT),ビリルビンなどにより評価される.

参考文献

1)中村郁夫,落合香織,井廻道夫:C型慢性肝炎発症メカニズム.林 紀夫,岡上 武,熊田博光(編):C型慢性肝炎の新たなストラテジー,pp35-41,先端医学社,2004
2)Castera L, et al:Prospective comparison of transient elastography, Fibrotest, APRI, and liver biopsy for the assessment of fibrosis in chronic hepatitis C. Gastroenterology 128:343-350, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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