文献詳細
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z
ウイルス肝炎の的確な診断のために
文献概要
ポイント
●肝炎ウイルスの感染により,生体の免疫応答が惹起され,感染肝細胞の障害が生じる.
●血小板数・線維化マーカー・腹部超音波所見を総合的に評価することにより,肝線維化の程度を推定しうる.
●肝硬変症例における予備能は,蛋白合成能(アルブミン,コリンエステラーゼ,PT),ビリルビンなどにより評価される.
●肝炎ウイルスの感染により,生体の免疫応答が惹起され,感染肝細胞の障害が生じる.
●血小板数・線維化マーカー・腹部超音波所見を総合的に評価することにより,肝線維化の程度を推定しうる.
●肝硬変症例における予備能は,蛋白合成能(アルブミン,コリンエステラーゼ,PT),ビリルビンなどにより評価される.
参考文献
1)中村郁夫,落合香織,井廻道夫:C型慢性肝炎発症メカニズム.林 紀夫,岡上 武,熊田博光(編):C型慢性肝炎の新たなストラテジー,pp35-41,先端医学社,2004
2)Castera L, et al:Prospective comparison of transient elastography, Fibrotest, APRI, and liver biopsy for the assessment of fibrosis in chronic hepatitis C. Gastroenterology 128:343-350, 2005
掲載誌情報