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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻5号

2007年05月発行

文献概要

今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z ウイルス肝炎の的確な診断のために

画像診断からわかること

著者: 黒河内和貴1

所属機関: 1香川大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.864 - P.867

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ポイント

●肝炎の肝障害度,進展度の評価には簡便に行える超音波(エコー)検査が重要である.

●正中縦走査・右肋間走査によって肝臓の大きさ・肝臓辺縁・内部エコーについて評価しよう.

●急性肝炎では肝の腫大,内部エコーの不均一化をきたし,胆嚢壁肥厚を認めることが多い.

●慢性肝炎から肝硬変へと肝機能障害が進んでいくに従って,肝辺縁が鈍角となり裏面が下方に凸となっていく.

参考文献

1)小川真広:び漫性肝疾患の超音波画像,荒川泰行(監修),小野良樹,後藤伊織(編):腹部エコーを視て・診る,pp59-89,永井書店,2005
2)大藤正雄:肝疾患の診断と超音波,医学のあゆみ 127:1339,1983
3)朝井 均,他:びまん性肝疾患の超音波像,朝井 均,坂口正剛(編著):腹部の超音波診断 第4版,pp53-68,日本医事新報社,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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