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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻5号

2007年05月発行

文献概要

今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z その他 ウイルス肝炎診療において知っておくべきこと

肝炎ウイルスキャリアのフォローアップの仕方

著者: 宇都浩文1 熊谷公太郎1

所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科消化器疾患・生活習慣病学

ページ範囲:P.938 - P.941

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ポイント

●肝炎ウイルスキャリアは肝細胞癌の高危険群であり,注意深いフォローアップが必要.

●肝硬変への進展,発癌のリスクを考慮したフォローアップが重要である.

●HBVキャリアでは,HBV-DNA量とALT値がフォローアップに重要な検査である.

●HCVキャリアの発癌率は肝線維化の進行に伴って増加する.

参考文献

1)泉 並木,他:慢性肝炎の治療ガイド2006,日本肝臓学会(編),文光堂,2006
2)井廻道夫:慢性肝炎.林 紀夫,他(編):標準消化器病学,pp417-419,医学書院,2003
3)日本消化器病学会肝機能研究班:肝機能検査法の選択基準(7版).日消誌 103:1413-1419,2006
4)日本消化器病学会肝機能研究班:肝疾患における肝炎ウイルスマーカーの選択基準(4版).日消誌 103:1403-1412,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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