文献詳細
文献概要
今月の主題 ウイルス肝炎 実地診療A to Z その他 ウイルス肝炎診療において知っておくべきこと
肝炎ウイルスの感染予防と汚染事故への対応
著者: 伊藤圭一1 白木克哉1
所属機関: 1三重大学医学部消化器肝臓内科
ページ範囲:P.942 - P.945
文献購入ページに移動●HAV,HEVは経口感染であり,流行地での一般的な経口感染予防が重要である.
●HBV感染ハイリスクグループはHBワクチンによる感染予防処置が重要である.
●HBV汚染した場合は,HB免疫グロブリン,HBワクチンによる処置が必要である.
●HBs抗原陽性の母親から出生した児は,HB免疫グロブリン,HBワクチンの投与が必要である.
●HCVは血液を介して感染し,一般的な血液汚染予防が重要であり,ワクチンなどの感染予防法は現在ない.
参考文献
掲載誌情報